2012年8月11日土曜日

アメリカビザ(F-2)取得までの道のり

今日は私の米国(アメリカ合衆国)滞在ビザについてお話しします。

私(日本人)は旦那サン(同じく日本人。留学中のためF-1ビザ)の同行家族に必要なF-2ビザを取得しました。
米国政府発行のウェブページや個人様、またYahoo!知恵袋の検索などを活用し、何とか滞在ビザを取得することができましたが、何といっても情報量が少なすぎるということで、忘備録も兼ね取得手続きについてまとめました。
(2012年8月現在。必要な書類などは随時変わる可能性がありますので、あくまでもご参考まで。)

手続きは大阪の米国総領事館で行いました。このケースは、F-1保持者が先に米国へ入国し、後日米国へF-2ビザを持って入国することを目標にしたものです。

(流れ)
 婚姻届の提出(入籍)
 婚姻届受理証明書の取得
 戸籍謄本の取得
 パスポートの再発行申請
 パスポート受領・送付
 I-20の作成依頼
 I-20の発行(SEVIS番号の取得)
 DS160申請書の作成
 ビザ申請費用支払い
 面接申込
 銀行の残高証明(英文)作成
 総領事館へ(面接)
 面接前の書類事前チェック
 領事との面接(指紋採取)
 ビザ発給

(詳細)

1.「婚姻届」の提出(入籍)
学生同行家族ビザ(配偶者や21歳未満の未婚の子どもなど)取得のためには日本における婚姻関係証明や出生証明などがないと申請できないので、日本で入籍の手続きを行いました。

2.「婚姻届受理証明書」の取得
ビザ申請で必要です。(家族であることの証明として。)
婚姻届を提出した市町村に発行申請することで発行できます。

3.「戸籍謄本」の取得
パスポートの氏名変更で必要です。本籍地のある市町村に発行申請します。戸籍を変更するのにはどこでも1週間くらいかかるようなので、余裕をもって申請してください。

4.「パスポート」の再発行申請
氏名・本籍変更のみは手続き上不便なので、「変更」ではなく「再発行申請」しました。

5.「パスポート」受領(申請後6営業日後)
新しいIDを発行されたパスポートをF-1ビザ取得者へスキャン送付。

6.I-20の作成依頼
所属校へ、I-20扶養家族(私)の申請、及び私のI-20新規作成依頼。

7.I-20の発行(SEVIS番号の取得)(約10営業日後)
郵送の前にスキャン送付してもらう。
この工程でSEVIS番号取得により、やっとDS160の申請が可能。

8.DS160申請書の作成
非移民ビザ申請書作成ウェブページ」からDS160の申請書を作成。規程通りの写真や自身に関する略歴(米国渡航履歴や職歴など)を予めまとめておくことと良い。(タイムアウト要注意)

なおグアムやサイパンなども米国渡航歴のうちに入るので、
パスポートには、滞在日とかも併せてメモしておくと後々何かと助かりますね。
(参考)
http://japanese.japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-ceac-ds160.html

9.ビザ申請費用支払い
米国国務省のウェブページ」からビザ申請費用を支払う。($160;クレジットカード可。ATM/Pay-easy可)受付番号や支払番号などを印刷・転記するのを忘れないこと。

10.面接申込
米国国務省のウェブページ」でIDを作成し、プロファイルを作成。領事館での面接を申し込む。空き状況は日によってまちまち。

11.銀行の残高証明(英文)作成
私は三菱東京UFJ銀行で作成しました。10amにUSD為替レートが確定するとのことで、その時間まで待機。
混雑具合にもよるでしょうが、月曜の午前中で30分で発行してもらえました。
※当日の残高証明は「その日が終わらないと確定できない」ので、少し前の営業日付にしてもらいましたので、残高を動かしたりする人は、時間に余裕を持ってやっておいたほうがよさそう。

総領事館へ提出する必要書類(まとめ)
すべてをクリアファイルへ封入。

●パスポート…古いものがあればそれも入れる
●DS-160の確認ページを印刷したところに、上下逆さに写真を貼る。ATMの利用明細を貼る
 (クレジット支払いの場合は支払い証明の番号を印刷したものを貼る)
●自分のI-20
●旦那サンのI-20
●自分の残高証明
●旦那サンの経済証明
●婚姻証明書(和文)
●婚姻証明書(英文)自分で翻訳、公証不要
●旦那サンのアメリカビザのコピー
●旦那サンのパスポートのコピー
●自分の宛先を書いたレターパック500…持参したら「要りません」と返却、2012年3月に変更したらしい
●面接確認書のプリントしたものを後ろから見えるようにいれる

(参考)
http://japan2.usembassy.gov/pdfs/wwwf-visa-j-docs-arrangement.pdf

12.総領事館へ(面接)
8:30からセキュリティチェック開始し入館が出来始めるとのこと。
ID提示・iPhoneや電子辞書など預けて入館。
※最初のセキュリティチェックの時にも面接確認書は提示する必要あり。

13.3階にて面接前の書類事前チェック(5分強)
事前インタビュー有。

14.領事との面接(指紋採取)(10分弱)
インタビュー。前の人は英語でしたがF-2ということもあるせいか?日本語で話して下さいました。

15.ビザ発給
なんと面接2日後にエクスパックで届きました。(早っ)
Expiration Dateを確認すると、1年5年関係なく、家族と同じ期間だけのビザが発給されていました。これで今度から旦那ハンと一緒にビザの更新ができます。

なお、エクスパックで返却があった書類は、下記の通りです。
●パスポート(ビザ付き)
●自分のI-20
●旦那サンのパスポート・ビザ・I-20のコピー
●自分と旦那サンの残高・経済証明
●婚姻証明(英文・和文)

大阪の総領事館にも証明写真機が設置されていましたので、写真にミスが有った方はここで撮り直しできるようになっているようです。

やはり取得まで早くても約2・3ヶ月はかかるので、余裕を持って予定を組んだほうがよさそうです。

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